結論からお伝えすると
・適応症状の違い
・効果の違い
・時間の違い
上記の違いによって料金が高くなっています。
詳しい内容を1つ1つ説明していきます。
適応症状の違い
保険には保険診療が適応になる症状が限られてしまっています。
保険診療が適応になる症状は、骨折、打撲、捻挫、脱臼、肉離れになります。
上記の中でも骨折に関しては、医師の同意が必要になるのでまずは病院受診が必要になります。
保険診療が適応にならない症状は、慢性痛、肩こり、腰痛、神経痛、ヘルニア、五十肩、脳卒中の後遺症などの慢性的な痛みや医師の診察が必要なものになります。
自費が適応になるのは、保険以外の症状(骨折、打撲、捻挫、脱臼、肉離れ)になります。
そのため自費(整体)ではギックリ腰や腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、頭痛、肩こり、めまい、自律神経、五十肩、変形性膝関節症、脳卒中後遺症など幅広く対応することが可能となっています。
このように多くの症状は保険の適応外になってしまうのが現状です。
効果の違い
保険診療が可能な接骨院や整骨院の施術内容は、低周波、マイクロ波、遠赤外線などの機械を使い患部を温めるなどして症状の緩和を図ります。その後マッサージ等を含めた筋肉や関節に対する施術を行うことがほとんどです。これは先ほどお伝えした、骨折、打撲、捻挫、脱臼、肉離れには有効であると考えられていますが、保険診療以外の自費で対応する症状に対しては有効ではないと言われています。
反対に自費(整体)の施術では、上記のような施術ではなく、筋肉や関節をほぐすことに加えて、ストレッチやトレーンング、運動学習などの運動療法を用いて姿勢や運動を変化させて身体にかかる負担を軽減させるように行っていきます。そのため、症状が戻りにくく根本的な改善が可能となります。また、このことは医療の論文でも慢性的な痛みや不調に有効なのは運動療法であると言われています。
時間の違い
保険診療では多くは症状にかかわらず、10〜15分くらい電気を当てて、10分程度の患部のマッサージで終了。このように保険の範囲内での施術内容や時間になってしまいます。そのため、通院回数が多くなり、週に2〜3回などになることが多いと思われます。
一方、自費(整体)の施術では、おおよそ40分〜60分の時間施術する整体院が多いと思います。患者様の症状に合わせた施術内容になるため、根本的な改善をしていくためには、ある程度の施術時間と技術が必要になります。そのため、1回の料金は高くなってしまいますが、週に1回と通院回数は少なくなることが多いです。
当院の施術が高い理由
当院では「どこにいっても良くならないと言われた」など慢性的でかつ重症な症状を抱えておられる患者様に対して、最短で改善し、再発予防までサポートさせていただいております。当院では、いつまでも通わせるなどをすることなくその方の症状にあった施術内容と期間を提供しており、施術を卒業することが目標であるため、1回あたりの料金は高くなっていますが、終わりのない通院である保険診療と比べてもお安くなっていると思います。
まとめ
保険診療では保険が適応される症状が限定されている。
保険診療で対応可能な骨折、打撲、捻挫、脱臼、肉離れ以外は自費(整体)になり、慢性的な身体の不調を根本から改善するには保険では難しい。
整体の料金は高いが、施術の効果が高いことや施術時間が長いため、総合的に考えると通院回数が少なくなることが多い。
終わりに
料金が「高い」「安い」にはそれぞれメリットやデメリットもあります。
症状などによっては保険診療が最適という場合もありますので、ぜひ専門家の先生にご相談ください。